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明日に向って寝て!

映画とか、本とか、アイドルとか、旅行とか。基本的にネタバレします。

ディズニージャパンに激怒して失望して落胆した話: 『アーロと少年』字幕上映なし問題

私的『フラーハウス』の見方

少し前にNetflixで『フラーハウス』の配信が始まりました。
日本でもNHKで放送されていた『フルハウス』の続編で、大人になったDJやステフが主人公。
歳を重ねた当時のキャストがそのまま出演しているのが魅力で、役柄と本人の成長がマッチしているがなんともいえない感慨を生みます。
実際に歳を重ねたキャストたちをみると、ドラマの中のあの世界に不思議なリアルさが生まれて、あの家族が本当にどこかに存在しているような感覚になります。
ハリー・ポッター』とか『北の国から』なんかもそういった作品ですよね。

さて、『フラーハウス』を観るに当たって悩んだのが字幕で観るか吹替で観るかという問題。
NHKで放送されていた『フルハウス』は吹替だったので、馴染みがあるのは吹替です。私にとっての『フルハウス』の思い出はあの声こみのものであり、DJやステフがあの声で話してる!って感慨は捨てがたいです。

しかし、原語で観るという選択肢も捨て難い。
『フラーハウス』は英語のコメディなので英語ならではのギャグがいっぱいあります。訛りだったり、駄洒落だったり、韻を踏んで上手いこと言ったり。
フルハウス』を観ていた子供の頃と違い、「ドラマのキャラクターを演じている俳優」という俯瞰の見方をできるようになった今ではやっぱり俳優たちの演技を声を含めて楽しみたいものです。

で、悩んだのが挙句の結論が字幕と吹替で1回ずつ観る、というものです。
まずは感慨込みの吹替で1回。話の筋が頭に入ったところで英語でもう一回。これなら両方楽しめるだけじゃなくて、英語特有の言い回しや駄洒落をどうやって翻訳したのかという、翻訳家の仕事の妙すら楽しむことができます。

選択肢が多いということはそれぞれの楽しみ方ができるだけだはなく、新しい楽しみ方すら生み出すんですね。

『アーロと少年』とうとう公開!だけども・・・

さて、本日3/12から公開された映画の1つにピクサーの『アーロと少年』という映画があります。
トイストーリーで世界に衝撃を与えて以来、すべての映画ファンはピクサー社の新作が公開されるのを楽しみにしていると言っても過言ではないでしょう。
御多分に洩れず私もこの『アーロと少年』の公開を本当に楽しみにしていました。
絶対に公開日に観ようと上映している映画館を探したんですが、ないんです・・・字幕上映が!

慌ててTOHOシネマズ六本木とイクスピアリシネマズの上映スケジュールを調べました。
基本的に字幕上映が少ない海外アニメ作品ですが、この2つの映画館は立地柄、海外アニメを字幕で上映してくれるんです。
が、この2つの映画館でも字幕上映はなし。そこで悟りました。日本では『アーロと少年』は字幕上映しないんだと。

それを悟った時まず頭に浮かんだ感想は「またか・・・」でした。

ディズニージャパンの蛮行

映画ファンを馬鹿にしているとしか思えない映画の売り方を繰り返す、ウォールト・ディズニー・ジャパンがまたやってくれたか、という諦めにも似た感情でした。
新作映画を上映する度に日本の映画ファンはディズニー・ジャパンに落胆させられてる気がします。

子供の動員が見込まれるアニメ作品の吹替上映が多くなるのは自然なことだと思いますが、あのピクサーの新作を原語で観たいって映画ファンは私を含めて大勢いるはずです。
そんな映画ファンの存在がディズニー・ジャパンには見えてないんでしょうか・・・きっと見えてるけど、見てないんでしょうね。。。

日本における映画の興行収入は上位をアニメ映画が占めています。
ちょっと前に話題になってましたが、あのスターウォーズの新作も妖怪ウォッチに勝てませんでした。
映画で儲けるにはお子様と、そのお子様を連れてくる親にターゲットを絞るというのはよくわかるのですが、確実に存在している「原語でも観たいと望んでる映画ファン」の気持ちを踏みにじらないで欲しいんです。

前述の通り、選択肢の広さはそれぞれのニーズを満たすだけではなく、新しい楽しみ方すら生みます。
それに(これは他人の褌のようのような言い方ですが)日本在住の外国人の方で『アーロと少年』をスクリーンで観るのを楽しみにしている人もいるはずです。
その人がもし日本語の聞き取りが得意でなかったとしたら・・・

事情はわかります。こっちだって大人ですし、色々慮りますよ。
でも、例え少数派だとしても確実に存在がしている私たちを切り捨てるようなやり方はやめて欲しいと切に願うばかりです。